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あさひ学園便り

弁論大会と教育活動アンケートの結果

発行:
第405号    2019年12月7日
著者:
あさひ学園校長 小川 雅弘

 11月16日トーランス校で,11月23日オレンジ校で高校部弁論大会がありました。昨年も感じたことですが,弁論大会のレベルの高さに大変感心いたしました。論理の構成,適切な資料や事例の利用など大人顔負けですし,ジェスチャーや表情,声の抑揚・間の取り方など,自分の思いを伝えようとする表現が優れた生徒もいました。結果は通信の3ページにありますので,ぜひ御覧ください。

 

 なお,オレンジ校では,南カリフォルニア日系企業協会のオレンジカウンティー地域部会長の横岡治様が参加され,とても感激していただきました。そのため,急遽,オレンジカウンティー地域部会賞を作っていただき,最優秀賞,優秀賞,優良賞,特別賞(2名)以外の別枠として2名表彰していただくことになりました。横岡様ありがとうございました。

 

 弁論大会の講評では次のような話をさせていただきました。

 

 「弁論は,自分が主張したいことを前もって原稿にまとめるという意味では『書く』ものであり,それを何度も練習することで,よどみなく話すことができるようになる。しかし,弁論を『聞く』立場からすれば,耳から入ってくる情報(言葉)で理解しなくてはならないので,易しい言葉を使って『話す』弁士の方が内容を理解しやすい。名演説とよばれるものは,日本の中学生でも分かるような易しい言葉が使われている。これに身ぶりや話しぶりなどのパフォーマンスが加わると素晴らしい。」

 

 次年度の弁論大会の参考にしていただければ幸いです。続いては,教育活動アンケートについてです。

 

 

 

 今年5月に実施したアンケートよりも1%ほど率が上がっていますが,前年に比べておよそ三分の一の回収率です。今回の結果を受け,現在,ネットを使ったアンケートを実施していますが,前年までのように紙に記入いただく形の方がよいのではないかとの意見も出ています。来年度への課題として検討していきます。

 

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段階評価  4=よくあてはまる  3=あてはまる 2=あまりあてはまらない  1=あてはまらない

 

 11月2日の保育学習参観でお願いしました教育活動アンケートに御協力いただき,ありがとうございました。回収率が9%でした。

 グラフの上段(黒網掛け)は今年5月に実施した結果,下段(べた塗り)が今回11月実施の結果です。どの項目についても「3」よりも高い評価をいただいていますが,「問1 積極的に参加している」「問2 友だちと自分の考えを交流しあい,学びを深めている」は0.1ポイント上昇したものの,問5~7は前回よりも0.1ポイント下降したという結果になりました。

 

 多くの項目で厳しい評価をいただいたことについては,真摯に反省しなくてはなりません。特に「問8 あいさつ」については下降してはいないものの最低の評価となっています。このことは,教師自らがあいさつを積極的に行うことで,すぐにでも改善できることです。まずは,教師が範を示すところから始めていきたいと考えています。

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