本校高等部の教育目標は、小学部・中学部で培った学力を基礎に、日本人としてのアイデンティティ および日本語力を高め、国際社会に生きるために調和のとれた豊かな人間性を備えた生徒の育成を図る ことです。オレンジ校とトーランス校およびサンタモニカ校の3校に設置しており、他のキャンパスの中学部を卒業した生徒は、いずれの高等部でも入学を希望することができます。また、他の中学校卒業の方も、卒業後2年の期限で応募することができます。(入学検査は毎年2月に実施、編入学については、事務局にお問い合わせください。)
現地高校での活動と本校高等部との両立を図れるように、前期・後期の2学期制としています。教育課程は、高等部1年で、国語Ⅰ(現代の国語、言語文化、論理国語)・数学Ⅰ・Aおよび社会(歴史総合)を学び、2年では、国語Ⅱ(現代の国語、言語文化、論理国語)・国語表現・数学Ⅱおよび公共を学びます。特化した国語科集中課程により、日本の大学への帰国子女枠入試希望者の論文記述が優位になるだけ でなく、米国大学進学に際し、『Special talent』等、特記しグローバルな人材であることをアピールする こともできます。
また、令和2(2020)年度より、サンタモニカ校に「高等部グローバルコース」を設置しました。このコースの指導教科は国語Ⅰ・Ⅱ(現代の国語、言語文化、論理国語)の他に、本校独自の教科である「比較表現」を履修します。映像翻訳(英⇒日、日⇒英)を通して両言語および文化について探求型学習を実施します。
数学・社会は科目としては設置せず、社会は「比較表現」の科目の中で、また、数学に関しては、「数学検定」の受検を必須とします。
なお、本校高等部に在籍しながら、現地高校で必要な社会活動単位(ボランティア活動)を認める システムも整っています。中学部卒業後も日本語での学習を続けていく意義は大きく、生徒本人にとって、卒業後の可能性を 大きく切り拓くことができる学部と言えます。
なお、本校での教育を、履修すべき外国語の単位や特別な単位として認め る現地高校があります。所属する現地高校の担当カウンセラーに直接確認することが必要です。 現地高校の対応に関係するテスト等については、下記を参照してください。
現地高校によって対応が異なりますが、下記のケースが考えられます。
内容: | 本校での日本語学習を、外国語あるいは特別な単位として認めてもらうというもの。 現地高校あるいは学校区の教育委員会によって扱いが異なるので、在籍する現地高校の担当者に確認することが必要。 |
対象: | 本校の在校生で、かつ現地高校生である者 |
申請: | 本校の履修証明書のみの場合、本校指定の発行願に$20のチェックを沿えて、直接事務局に申込む。 |
※ 詳細については、事務局に お問い合わせ ください。
内容: | 毎年11月にCollege Boardが実施する全国共通の試験。大学進学希望者を対象としたもので、必要点以上を取ると単位として認める現地高校もある。 |
対象: | 現地高校生 |
申請: | 受験希望者は、独自にCollege Board ( https://collegereadiness.collegeboard.org )に確認する |
内容: | 毎年5月にCollege Boardが実施する全国共通のPCベースの試験。大学の日本語授業300時間で学ぶレベルの内容構成で、補習校などの小学校修了レベルと考えられている。 5段階評価で、APを受験した努力と合格(3以上)した成績は、大学入学審査にあたり、高校生として特別に学習・努力したことをアピールすることができる。また、成績によっては、単位として認める現地高校や大学で同種の授業が免除される可能性もある。(各校対応が異なる。) |
対象: | 現地高校生 |
申請: | 現地高校のAPコーデイネーターあるいはカウンセラーに相談して、早めに受験できる学校を探し、自分で期日までに申請する。 |
2019年度高等部弁論大会の最優秀賞弁論と受賞者のインタビューが、TJSラジオにてオンエアされました。
2020年1月29日 放送
『2019年度 高等部弁論大会
オレンジ校 最優秀賞受賞 小林暉瑠さん』
2020年2月5日 放送
『2019年度 高等部弁論大会
トーランス校 最優秀賞受賞 山田怜奈さん』
『2017年度サンタモニカ校・トーランス校高等部弁論大会
最優秀賞受賞 小松あろはさんのスピーチです。』
保護者の皆様。
本校はただいま安全管理強化中です。駐車場を含む
校舎・敷地内では保護者認証名札を必ず着用ください。
外部の方は職員室にて受付し、Visitor Passを着用ください。
保護者認証名札やVisitor Pass(スティッカー)を未着用の
方には、警備員・職員からお声がけします。