あさひ学園 - Asahi Gakuen文科省・外務省支援
ロサンゼルス補習授業校

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あさひ学園便り

休み時間の過ごし方

発行:
第396号    2019年2月2日
著者:
あさひ学園校長 小川 雅弘

 早いもので,もう2月に入りました。日本ではこれからが寒さの本番で,例年,各地で雪にまつわる交通渋滞,新幹線の遅れ,飛行機の離発着の遅れなどのニュースが聞かれます。一方で,ロサンゼルスは暖かい日が続いています。以前よりも薄着の人が増えてきました。あと一ヶ月もするとサマータイムも始まりますし,いよいよロサンゼルスらしい気候になってくるのだと思います。

 

 暖かくなる中,子どもたちの様子も少しずつ変わってきた気がします。2限目と3限目の間の休憩時間そして昼休みの時間,私は外で子どもたちの様子を見守っていることが多いのですが,12月1月の寒かったころよりも,屋外に出て遊ぶ子どもが増えてきているように思います。小学部の低学年や中学年は,鬼ごっこなどで草地のところを走り回っています。縄跳びをしたり,側転の練習をしたりしている子どももいます。高学年や中学部の生徒は,外のベンチ等で話に花を咲かせています。中にはベンチに座って読書をする子どももいます。昼休みには父母の会の方が準備してくれた将棋教室やかるた教室などに参加する子どもたちもいます。子どもたちの楽しそうな笑顔であふれています。

 

 その中で,少し心配なことがあります。一つはコンクリートの廊下や三和土(たたき)のところでも追いかけっこをしてしまうことです。児童心得では「教室,通路等では走ったり…しない」と謳っていますし,安全当番の方や見守りの先生たちも見かけるたびに「走らない!」と声をかけてくれていますが,追いかけっこをしているとつい通路に入り込み,その上を走ってしまいます。コンクリートのところでの追いかけっこはとても危険です。転んだり,ぶつかったりしたら擦り傷だけでは済まないこともあります。私は,長い教員生活の中で「廊下で走っていた中学生が転び,体を支えようと手をついたところ,ついた腕を骨折した」「廊下を走ったまま角を曲がろうとした中学生が,曲がった先にいた人とぶつかり,顔を強打した」「教室で友達を追いかけていた小学生が廊下に通じる引き戸にぶつかり,戸のガラスが割れて大きな破片が左掌に刺さった」など,いくつかの事故に遭遇しました。特に最後に紹介した事故は大けがで,救急車で搬送,外科病院で緊急手術となりました。教室や通路等で「走る」という行為はこのような大きな事故につながりかねないことを子どもたちに伝えていく必要があります。日光を浴び,体を動かすことは,子どもの成長にとってとても大切なことです。大いに屋外で遊んでほしいのですが,事故につながらないよう日頃から気をつけたいものです。

 

 もう一つの心配は,休み時間を過ごしている時の子どもたちの会話を聞いていると,日本語より英語の会話の方が多いことです。このことについては,今までに何度も触れていますので,今回は多くを語りません。英語で話す方が友達とコミュニケーションをとりやすいのはわかるのですが,あさひ学園に通っている時間は特に意識して日本語を話すようこれからも呼びかけていきたいと思います。

 

 自己紹介でも書きましたが,私は子どもたちの笑顔が大好きです。これからも学校の安全・安心に気を配り,休み時間だけでなく,授業中も,登下校時でも,笑顔であふれるあさひ学園であるよう職員一同頑張ってまいります。

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