あさひ学園便り

授業参観後の教育活動アンケートから

発行:
第472号    2026年2月7日
著者:
あさひ学園校長 西 克夫

 

 昨年11月に行った授業参観後の教育活動アンケートでは、保護者の皆さまから温かい励ましのお言葉と、学校の教育活動をより良くするための多くのご意見をいただきました。子どもたちの学びを見守る立場から寄せられた声には、学校への期待と真摯なまなざしが込められており、大変ありがたく受け止めております。     

 

 今回のアンケートでは、授業の様子や学習環境、教員への評価、宿題、日本語環境など、多岐にわたるご意見をいただきましたので、以下に、主なテーマごとに内容をまとめてご紹介します。

 

授業の様子・学習環境

 授業中の私語や教室内の騒がしさを心配する声が複数あり、より集中しやすい環境づくりを求めるご意見が寄せられました。一方で、子どもたちが積極的に発言し、楽しそうに学んでいる姿を評価する声も多く、授業の工夫や参加型の取り組みが好評でした。また、日本語習熟度の差が広がる中、一斉授業の難しさを指摘する意見や、動画教材の活用など学習方法の改善に向けた提案もありました。

 

教員への評価・感謝

 多くの先生方が、分かりやすい説明や体験的な学びを取り入れている点が高く評価されました。特に、算数・理科を中心に、興味を引きつける授業や丁寧なフォローに対する感謝の声が多数寄せられています。懇談会での親身な対応に励まされたという声もあり、日頃のご指導への感謝が多く見られました。

 

宿題・学習内容

 宿題量が多いと感じるという意見がある一方、家庭学習のペースメーカーとして役立っているという肯定的な声もありました。限られた授業時間の中で、基礎学力の定着を優先してほしいという要望も寄せられていました。

 

日本語環境・言語使用

 日本語で交流できる場としての価値を改めて感じているという声が多くありました。一方で、授業中の英語使用について学校としての方針を明確にしてほしいという意見も寄せられました。理解を助けるための補助的な英語使用を肯定的に捉える声もあり、さまざまな視点が示されていました。

 

教室環境・設備

 教室の立地による騒音を気にされる声があり、環境面での配慮を求める意見がありました。また、図書の貸し出しを楽しみにしているという温かい声も寄せられていました。

 

教員の発言に関するご意見

 性別に関する発言が誤解を招く可能性があるとのご指摘がありました。現地校では問題視される可能性があるとの声もあり、より慎重な言葉選びを求める意見が寄せられていました。

 

その他のご意見

 保護者同士が気づいた点を共有できる場の設置を望む声、授業へのボランティア参加を申し出る声など、学校運営への協力的なご意見もいただきました。

 

 今回寄せられた励ましのお言葉、そして建設的なご意見に心より感謝申し上げます。学校は、保護者の皆さまとともに子どもたちの成長を支える場です。いただいた声を大切にしながら、子どもたちが安心して学び、意欲をもって取り組める学校づくりを進めていきたいと思います。

学園だより一覧に戻る