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あさひ学園便り

今年度最終月にあたって

発行:
第440号    2023年3月4日
著者:
あさひ学園校長 平居繁和

 いよいよ今年度最終月になりました。COVID19 によりこの3年間は大きな変化の年になりました。私が赴任したときの臨時休業を思い返すと現在の 4 校対面授業の実施と各行事の完全実施ができる状況は本当に嬉しく、ようやく乗り越えてきた実感があります。ここまでくることができましたのも保護者の皆様や子どもたち、先生方や職員の皆様、理事会や支援してくだる関係者の皆様の協力と協働のおかげだと厚く感謝申し上げます。

 

 今年度を振り返ってみますと 4 月からサンゲーブル校とトーランス校は対面の授業を始めることができました。オレンジ校は、借用校の実施される行事の関係で 5 月28日からの対面授業となりました。サンタモニカ校においては、借用校の工事の関係で移転校を探さなければならなくなり、 UCLA を借用しての授業も実施しました。やっと始まったばかりのオレンジ校でしたが、学校区より移転しなければならない連絡を受けることになりました。そして、9 月からは、オレンジ校とサンタモニカ校の移転ができ、新しい借用校にて対面授業が開始されました。あさひ学園 4 校の対面授業がようやく整いました。

 

 10月には、運動会を 3 年振りに実施することができ、参加する全員の心に残る行事の実施となりました。その後、感染防止の配慮もしながら弁論大会や学習参観、父母の会の各種行事等が実施されていきました。私が赴任した 1 年目の卒業式は、オンライン、卒業証書は事務局の駐車場でまる 1 日かかって一人一人にお渡ししました。今回の卒業式では、各校の講堂や体育館で在校生も参加することができます。ようやくあさひ学園が完全に復活したという思いです。

 

 今、日本ではマスクの義務化について議論され、任意となっていきます。あさひ学園のプロトコルも現在検討し、次年度からは、マスク着用を任意とし、教室内でも子どもたちの表情が通い合う授業にしていきたいと考えております。決まり次第、お知らせいたします。

 

 今年度の最終月は、私の赴任の最終月にもなります。土曜日に各校で行う普通の1日は、私にとっては特別な1日であります。ようやく戻ってきた学校を継続し、さらに魅力あるあさひ学園になればと願っております。皆様方から一方ならぬご厚情をいただきましたこと心から御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

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