3月8日は卒園・卒業証書授与式です。あさひ学園を卒園・卒業する、幼稚部、小学部6年生、中学部3年生、高等部2年生、またその保護者の皆様、卒園・卒業 おめでとうございます。高等部の卒業生の中には、幼稚部からあさひ学園に通ったという生 徒が11人います。つまりあさひ学園に、12年通ったということになります。学年が進む につれ、学習内容が難しくなり、家庭学習(宿題等)や授業に向けた準備など、大変だったのではないでしょうか。それを何年間にもわたって続けることがで きたことは並大抵のことではありません。土曜日に行われる現地校の行事や部活動などにも十 分に参加できず、悔しい気持ちや心苦しさもあったとは思いますが、本当によく頑張ってきました。その努力に心から敬意を表します。
過去に行われた卒業式の答辞では、多くの子どもたちが保護者の方への感謝の言葉として、「無理矢理にでもあさひ学園に通わせて くれたことに感謝している」といった表現が出てきています。その表現から、子どもたちがあさひ学園での学習を継続するために、日頃から保護者の皆様が頑張っていただいていた様子を読み取ることができます。皆さんの支援があったからこそ、卒業を迎えることができたと、子どもたちも理解しているのだと感 じました。
在校生にとっては、卒業生を送り出す時が近づいてきました。今まで一緒に過ごしてきた卒業生に対して、感謝の気持ちを込 めて、感動的な式典となるように卒業証書授与式に臨んでほしいと思います。
さて、令和6年度もいよいよ終了を迎えようとしています。入学式に始まり、保育・学習参観、 個別懇談、運動会、茶話会など、たくさんの行事や日々の教育活動で皆様から多くの御協力を いただきました。ここまで一年間何とか無事に学校運営ができましたの も、保護者の皆様の御理解と御協力のたまものと感謝しております。本当にありがとうござい ました。来年度につきましても、変わらぬ御支援と御厚情をお願い申し上げます。
最後になりましたが、文部科学省派遣教員の異動についてお知らせします。今月号に挨拶が載っておりますが、このたび河野收指導主事と川口俊介指導主事が3月をもって 帰国することになりました。両指導主事とも3年間、本校の業務にあたりました。代わって4月には2名の派遣教員が赴任する予定です。