あさひ学園 - Asahi Gakuen文科省・外務省支援
ロサンゼルス補習授業校

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あさひ学園便り

「休眠打破」桜満開の令和3年度をめざして

発行:
第419号    2021年4月10日
著者:
あさひ学園校長 平居 繁和

 日本の気象庁は3月14日、東京での2021年の桜の開花を発表しました。東京での観測史上最速の開花宣言となった2020年と並ぶスピード開花となりました。国の花(国花)を広辞苑で調べると日本では、桜,菊と書いてあります。正式に決定されたものではありませんが、国民に最も愛され、その国の象徴とされる花が国花ですから、桜と菊はそれにふさわしい花です。桜の花は春になり暖かくなってから花芽をつけ、一気に咲くのではありません。桜は夏に翌年に咲く花芽をつくります。そして、いったん休眠に入ります。その休眠から目覚め花咲くためには、冬に一定期間低温にさらされる必要があります。冬に暖かすぎると春先の気温が高くても開花が遅れることがあるそうです。花芽が厳しい冬を乗り越えることによって一気に花咲くことを「休眠打破」と言います。あさひ学園での学びにより子どもたちの未来への花芽をしっかりつくっていきます。そして、コロナ禍は厳しい冬ですがこれを乗り越えることによって、「休眠打破」桜のごとく一気に満開になる令和3年度を目指したいと思います。開校まで多くの課題がありますが、皆様のご理解とご協力をいただき乗り越えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 私は昨年度、文部科学省より本校校長を拝命し8月にようやくロサンゼルスにくることができました。武田茂雄指導主事は3年の派遣を終え帰国しました。残念ながら、児童生徒在籍数の減少により、新任は派遣されないことになりました。小澤孝志指導主事と赤城敬二指導主事の3人での派遣教員となりましたが、新学習指導要領に応じた日本の教育内容を行えるよう職務に精励する所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 本年度より、中学校新学習指導要領が完全実施となります。「地域に開かれた教育課程」「主体的・対話的で深い学び」「アクティブラーニング」「プログラミング教育」「外国語、道徳の教科化」など多くの特徴が出されていますが、その基盤になっているのは子どもたちの「生きる力」の育成です。知識を詰め込む教育ではなく、自分の考えを発信し、他の人と協力して解決の方法を求める姿が求められます。これからの社会に希望をもって対応できる「生きる力」をつけるということを大切にして教育課程を実施していきたいと思います。

 

 本校は、今年度で創立52年を迎えます。1969年あさひ学園創立は、「日本に帰国予定または将来日本で生活する可能性のある子どもが、日本の教育環境に円滑に適応できるよう、日本の学校における学習および生活様式を学ぶ機会を与えるとともに、国際社会に貢献できる子どもを育成することを目的としている」という本校の目的の実現に多くの方々の願いと情熱と努力のたまものです。そこから絶えることなく引き継がれた願いと情熱と努力を今、あさひ学園にかかわるすべての人が受け継いで、子どもたちの日本の学校生活として充実させていきたいと思います。教職員が一丸となって子どもたちの指導にあたってまいります。どうぞ、皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。

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