正月から三月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうことを「一月往ぬる二月逃げる三月去る」と言いますがその通り、あっという間に2月になりました。この間ずっと、何とかCOVID19の状況が改善されないか、開校への一歩を踏み出すことができないかと考え、願ってきました。日本では、緊急事態宣言が3月7日まで延長される決定がありましたが、ロサンゼルスでも改善が見られない状況が続いています。卒業式はどうなるのか、願いと現実のはざまで昨年の秋から理事会において検討をしていただいておりました。ぎりぎりまで前向きな検討を続けたいとは思いますが、現状での決定事項をお知らせし、ご理解とご協力をいただきたいと思います。
卒園・卒業式と授与(式)に分けて実施します。卒園・卒業式はオンランで、授与(式)については、COVID19感染防止対策による制限がありますので、郵送から手渡しまでの場合があり、対面による授与を目指してぎりぎりまで検討いたします。
① オンラインライブ卒園式・卒業式を行います。
② 卒園式、小学部卒業式、中高卒業式の3部で行います。
令和3(2021)年 3月13日(土)
各校ごとにzoomでの開催とします。詳細の日程は、2月13日(土)に各校よりお知らせします。
③ 卒園式・卒業式については、計画通り実施し、急な変更はありません。
3.授与について
① 外部駐車場にて、卒業証書を授与したいと強く願って検討しています。
② 授与については、令和3(2021)年 3月14日(日)に実施したいと考えております。
人数の対応によって2日に分ける可能性もあります。
③ 授与参加については、希望者とします。希望されない方への渡し方については、後日お知らせ
します。
④ 3月3日(水)の理事会では、最終決定をして実施方法をお知らせします。
※次年度の授業の方法や授業料などについては、2月20日(土)に文書にてお知らせをします。
今回は、教科によっての違いをお知らせします。まずは、日本の英語教育についての変更です。
従来の英語教育は、書く、読む、聞く、話すといった項目に重点を置いていました。しかし新学習指導要領では、自分で考えて話す力がより求められるようになります。自分の考えを英語で発表する、英語でコミュニケーションを取ることに重点を置き、日常生活で英語を使うことの重要性を学びます。そのために学習する英単語は1200語から1600~1800語に増え、これまでは高等学校で習っていた現在完了進行形、仮定法などの文法も中学校の教育内容になりました。ただ教科書を読み上げる、問題文を読み解くといった内容だけではなく、即興で自分で文章を組み立て、その場で発表する機会も増えます。グループワークを増やし、日常生活でよく使う文章を即座に作り上げる力を高めていく必要があります。
その他の教科につきましては、次号に続きます。