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あさひ学園便り

弁論大会と教育活動アンケートの結果

発行:
第394号    2018年12月1日
著者:
あさひ学園校長 小川 雅弘

 11月10日オレンジ校,11月17日トーランス校で高校部弁論大会がありました。私にとっては本当に久しぶりの弁論大会への参加でした。元々中学校教員でしたので,中学生の弁論しか聞いたことがなかったのですが,高校生の弁論のレベルの高さにとても感激いたしました。論理の構成,適切な資料や事例の利用など大人顔負けですし,ジェスチャーや表情,声の抑揚・間の取り方など,自分の思いを伝えようとする表現がとても優れていました。今,日本の高校で,どれだけの人数の生徒がこのような弁論を行えるのだろうかと感じました。

 

 一方で,弁論には,会話だけでなく,音読をきちんと続けていることがとても有効だと感じました。音読の成果が弁論での表現に通じていると思ったのです。そこで,御家庭での音読指導法の一例を紹介します。

 

◇一回読むたびに題名の横に○をつけるなど,努力がわかる工夫をします(動機づけになります)。

◇読む範囲は,曜日ごとに細かくページを指示し,同じ範囲を3回読ませます。

◇できる限り保護者が聞いて,正しい読み方を指導したり,どこがよかったか褒めたりします。

◇読めない漢字には鉛筆でふりがなをつけてもよいことにします。

◇声が小さい場合は保護者が2~3m離れるなどして「ここまで聞こえるように読もう」と声をかけます。

 

 続いては,教育活動アンケートについてです。10月27日の保育学習参観でお願いしました教育活動アンケートに御協力いただき,ありがとうございました。回収率が27%ですが,結果がまとまりましたので,お知らせします。

 

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 どの項目も「3」よりも高い評価をいただきました。最も評価の高い項目は,「問3 友だちと仲良く過ごしている」でした。また,「問4 健康や安全に気をつけて生活している」「問5 宿題など,最後まであきらめないでやり遂げている」「問6 父母の会と協力し,充実した行事が行われている」も次いで高い評価をいただきました。これらは,前回一学期のアンケートと全く同じ結果ですが,どの項目も0.1ポイント上昇しています。

 

 一方,最も評価の低い項目は「問2 友だちと自分の考えを交流し合い,学びを深めている」でした。次いで「問1 積極的に授業に参加している」「問8 校内では,気持ちの良いあいさつが交わされている」が低い評価でした。これらの結果も,評価の高い項目と同様,一学期と同じでした。ただ,その中で問2の項目が0.1ポイントですが上昇していました。前回も述べましたが,御家庭の協力を仰ぎながら今後も改善に努めて参りたいと思います。よろしくお願いいたします。

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