あさひ学園 - Asahi Gakuen文科省・外務省支援
ロサンゼルス補習授業校

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あさひ学園便り

2018年のスタートにあたり

発行:
第384号    2018年1月6日
著者:
あさひ学園校長 大内 富夫

 みなさんは「若いときの苦労は買ってでもせよ。」という諺(ことわざ)を耳にしたことはありませんか。私は,いつ頃から知っていたのかよく憶えてはいませんが,この諺の意味を実感するようになったのは50歳を過ぎてからのことです。もちろん,意味は「若いときにする苦労は,必ず貴重な経験となって将来役立つものだから,求めてするほうがよい。」ということです。

 

 誰だって苦労なんかしたくありません。できれば避けて通りたいものです。また,親としても「できることなら,我が子に辛い思いはさせたくない。」と考えるのが当然の事と思われます。

 

 しかし,ふと,我が身を振り返ると「あの時の辛い思い,苦しい経験があったからこそ,今があるのかもしれない。」と思ったことはないでしょうか。

 

 ある本に記述されていた文章の一部を,ここに紹介します。

 

 ある日,少年が外で遊んでいると,木の葉に繭(まゆ)が付いているのが見えた。少年はその繭を部屋に持ち帰った。数日後,チョウは繭を破って外に出ようと苦闘し始めた。長くて厳しい戦いだった。少年にはチョウが繭に閉じ込められているように見えた。チョウの動きが止まったことを心配していた少年は,ハサミで繭を切ってチョウを助け出した。

 

 しかし,そのチョウは翼を広げて飛ぶことができず,ただ這い回るだけだった。本来なら,繭の小さな穴から苦闘しながら出ることによって体液が翼にまでいきわたりチョウは飛べるようになるはずだった。

 

 子供たちにとって「あさひ学園」で学ぶことのすべてが,素晴らしい経験となることを目指して,2018年も職員一丸となって,全力を尽くして参ります。

 

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