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あさひ学園便り

教育活動アンケートから

発行:
第379号    2017年7月1日
著者:
あさひ学園校長 大内 富夫

 第1回保育学習参観日にご協力いただいた「教育活動アンケート」結果についてご報告します。

設問項目は,平成29年度の「教育目標」と「教育方針(努力事項)」についての9つの項目です。

 

4段階評価:

4=よくあてはまる,3= あてはまる,2= あまりはてはまらない,1= あてはまらない

 

①積極的に授業に参加している(3.3)

②友だちと自分の意見を交流しあい、学びを深めている(3.2)

③友だちと仲良くしている(3.6)

④健康や安全に気をつけて生活している(3.6)

⑤宿題など、最後まであきらめないでやり遂げている(3.5)

⑥授業の中で、子ども同士が学びあう場面が設定されている(3.5)

⑦授業の中で、効果的に ICT 機器が使用されている(3.3)

⑧校内では、気持ちの良いあいさつが交わされている(3.3)

⑨父母の会と協力し、充実した活動等が行われている(3.6)

 

 

 評価の高い項目は「③友だちと仲良くしている。④健康や安全に気をつけて生活している。⑤宿題など,最後まであきらめないでやり遂げている。⑨父母の会と協力し,充実した活動等が行われている。」の4項目でした。週の一日だけの学校ですが,子供たちは友だちの良さを見つけ,そして自分の良さを表現し,よりよい人間関係づくりをしています。そして,保護者の協力のもと,課された宿題はきちんとやり遂げています。また,父母の会が中心となり,子供たちの安全管理,及び楽しい行事が企画運営されています。

 最も評価の低かった項目は「②友だちと自分の考えを交流し合い学びを深めている。」でした。「学び合い」の形態を積極的に取り入れた学習指導の推進は,教職員の今年度の努力事項です。子供たちの学びが深まる,さらに質の高い「学び合い」について,しっかりと研修・実践を積み重ねていきます。

 そのほか,「⑧校内では,~あいさつ~」についても,低い評価だったのが残念です。あいさつは社会生活を営む上で最も大切なことです。子供たちへの指導と並行して,教職員と保護者がお手本となり,しっかりあいさつできる子どもたちを育てていきましょう。

 

 その他自由記述欄には86名の保護者からご意見やご感想を頂きました。主なものを紹介します。

 

◎先生の指示が明確で分かりやすかった。白板の記述もポイントを得ており,子どもがノートを取りやすく工夫がされていた。

◎集中するときは集中し,楽しいときは楽しく,本当に充実した授業でした。

◎たった40分の授業にもかかわらず,濃厚な授業でした。

□めざす学校像の「元気にあいさつ~」については,年間を通して啓発活動を続けていただきたい。

□授業中の態度や姿勢については,厳しく指導してください。

□分かりやすい授業でしたが,平常の授業では先生の雑談が多すぎるようです。

×担任の先生によって,授業の善し悪しの差が大きいように思う。先生方の研修の充実を!

×宿題が多すぎて家庭への負担が大きく,楽しく日本語を学べない。

×先生の授業の進め方が上手ではない。子どもの学力低下が心配です。

(◎:感想等=41名, □:ご意見・要望等=23名, ×:改善点等=22名)

 

 これらのご意見は,各校ごとに職員一人一人が閲覧しました。アンケート結果やご意見等を真摯に受け止め,さらなる改善を図って参ります。ご協力ありがとうございました。

 

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