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あさひ学園便り

保育学習参観アンケートから

発行:
第368号    2016年7月2日
著者:
あさひ学園校長 大内 富夫

 今年度よりアンケートの「ねらい」を変更いたしました。昨年度までは教員一人一人の指導力についてのみでしたが,今年度は,本校が平成28年度の「教育目標」・「教育方針(努力事項)」として設定した項目についての進捗状況(5月)と成果(11月)を4段階評価で,検証する形としました。※下記は5月の集計結果です

 

①積極的に授業に参加している(3.4)

②友だちと自分の意見を交流しあい、学びを深めている(3.2)

③友だちと仲良くしている(3.7)

④健康や安全に気をつけて生活している(3.6)

⑤宿題など、最後まであきらめないでやり遂げている(3.5)

⑥授業の中で、子ども同士が学びあう場面が設定されている(3.6)

⑦授業の中で、効果的に ICT 機器が使用されている(3.5)

⑧校内では、気持ちの良いあいさつが交わされている(3.5)

⑨父母の会と協力し、充実した活動等が行われている(3.6)

 

    最も評価の高い項目は「③友だちと仲良くしている」でした。転出入の多い中で,子供たちは,友だちの良さを見つけ,そして自分の良さを表現し,よりよい人間関係づくりをしています。最も評価の低かった項目は「②友だちと自分の考えを交流し合い~」でした。そのことについては,今年度から「⑥~子ども同士が学び合う場面~」に力を入れ,学びを広く,そして深く,と取り組んでいます。11月のアンケート結果(成果)に注目してください。また,「⑧校内では,~あいさつ~」については,思っていた以上に低い評価でした。学校とご家庭が協力し,あいさつがしっかりできる子どもたちを育てていきましょう。

 

その他自由記述欄には率直なご意見やご感想を頂きました。主なものを紹介します。

・楽しく,分かりやすい授業でした。

・理科の授業では,ICT機器活用より実物の方がよいものもあるが,内容によっては実験するよりも,映像の方が効果的なものもあるようだ。

・事前に出された課題を子どもと一緒に取り組んで,授業参観しました。授業の内容がよく分かりました。宿題は大変だが,続けることは大切だと思いました。課題に取り組まないで授業に臨んでは,効果はあまり上がらないように感じました。

・学習の決まりが徹底されておらず,授業中に私語も聞かれた。

・先生(目上の人)に対する言葉使いができていない生徒もいる。 

・授業中の子供への指示や声の大きさなどが適切でない。メリハリのある授業をして欲しい。

・ICT機器が効果的に使われていない。スクリーンの見せ方を工夫すべき。朗読などは教師が読んだ方が良いのでは。子どもを見ないでパソコンばかりを見ている授業だった。

 

 これらのご意見は,各校ごとに職員一人一人が閲覧しました。アンケート結果やご意見等を真摯に受け止め,さらなる改善を図って参ります。ご協力ありがとうございました。

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