あさひ学園便り
子どもが育つ魔法の言葉
- 発行:
- 第357号 2015年7月11日
- 著者:
- あさひ学園校長 大内 富夫
数年前,私の勤務していた学校にとても素直で明るく,そして成績の良い二人のお子さんがいました。その子どもたちのお母さんとの会話です。
「本当に素晴らしいお子さんたちですね。どのような子育てをしてきたのですか。」 『えっ,ありがとうございます。でも,家に帰ってくると好き勝手なことをしたり,きょうだいでけんかをしたり,大変なんですよ。』 「そうですか。でも,誰にでも優しく,授業にも真剣に取り組んでいます。そして友達も多く,楽しそうに学校生活を送っていますよ。」 『実は,,,,私も子育てにはずいぶん悩んだ時期がありました。その時,ある本に出会い,少し変わったかもしれません。なかなか,その本の通りにはいかないんですけれどね。』
会話の中の「その本(子どもが育つ魔法の言葉)」に掲載されていた,「詩」を紹介します。
けなされて育つと,子どもは,人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと,子どもは,乱暴になる
不安な気持ちで育てると,子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると,子どもはみじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると,引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨ましがってばかりいると,子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると,子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば,子どもは,自信を持つようになる
広い心で接すれば,キレる子にはならない
誉めてあげれば,子どもは,明るい子に育つ
愛してあげれば,子どもは,人を愛することを学ぶ
認めてあげれば,子どもは,自分が好きになる
見つめてあげれば,子どもは頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば,子どもは,思いやりを学ぶ
親が正直であれば,子どもは,正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば,子どもは,正義感のある子に育つ
やさしく,思いやりを持って育てれば,子どもは,やさしい子に育つ
守ってあげれば,子どもは,強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば,子どもは,この世の中はいいところだと思えるようになる
私たち教職員も,今いちど,子どもたちへの接し方を見つめ直し,一人一人が輝く学校づくりを めざしてまいります。