| 学園生活 |
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先生の紹介 田中 輝子 |
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オレンジ校 中2主任 田中 輝子 |
今日も子供たちの顔を思い出しながら、作文のコメント書きをしています。この生活を楽しみながら、何年が過ぎたのでしょう。教え子たちはいつしか、大学に入り、就職をし、恋をし、結婚、そして親に。どんどんと前に進む子供たち、いつもいつも眩しく、そして、私に限りない喜びと幸せを届けてくれます。
私は、あさひ学園で小学部担当後、中学部で『国語』を教えてきました。子供の頃、『国語』の授業はいつも面白く、魅了し続けてくれた教科でした。毎年、新しく手にする『国語』の教科書が楽しみで、最初のページを開く時の胸の高鳴りは、教える立場になった今も同じです。幼い時に、母が教科書に美しい紙でカバーを作ってくれ、それをいつしか自分で作るようになり、今もお借りする教科書についカバーをしてしまいます。
『国語』という教科は、〈生き方を考える〉教科です。教科書は、その年齢に必要な知恵と心を育てる作品が溢れています。その作品を通して、「人間とは何か。」「生きるとはどういうことか。」「命とは何か。」を一緒に考えたいと思ってきました。特にこれらを柱に、いろいろなテーマで、スピーチ大会をしています。テーマにそって、それぞれが本、インターネットを使って調べていきます。日本語を読み、日本語で考え、日本語で文章化する、そして、最後に正しい日本語で自分の考えを相手に伝えるというこの取り組みは、これからの時代を担うバイリンガルの子供たちにとって大切なものだと思っています。また、自分と違う他者の意見からも、子供たちは多くのことを学んでいきます。「気づく」ということは、計り知れない力を見せてくれます。これは、多くの生徒と学ぶ〈学校〉という場だからこそ体験できる良さであると思います。
ここに生きる子供たちは、さまざまな文化と出会い、また、多くの出来事を通して、幅広く人間のすばらしさと生きることのすばらしさを感じ取っていきます。それらを多くの仲間と共有しながら、時に二言語を追いかける厳しさと向き合い、支え合い、励まし合って過ごしています。その時間は、子供たちの中に逞しさと優しさを育んでいきます。
自分の輝く未来をしっかりと見つめ、より豊かな心を持って、広い世界へとはばたいていってほしい、そんな祈りを込めつつ、子供たちと考え、語り、学び合いながら、「命の種」を蒔き続けたいと授業をしています。
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