学園生活
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先生の紹介 黄 説子
トーランス校 中2 黄 説子

授業では、教科書を中心に基礎基本を指導していますが、限られた授業時間を有効に使うため毎週サブノートを作成・配布、翌週に回収・点検します。これを通して、授業中の生徒の反応だけでなく、更に一人一人の生徒が、きちんと学習内容を理解できたかどうかを把握します。また、欠席者が家庭で自習する際にも、できるだけ容易に学習できるようにとの思いから、これを使用しています。ききょう学科では、発展的な、あるいは深化した内容も扱うことが一つの目標になっていますので、各節終了後に、チャレンジ問題のプリントを配布し、やや難解な問題に挑戦する機会を作っています。

数学教育の目標の1つに「筋道を立てて考え、物事を合理的に処理する力を伸ばす。」というものがあります。常にこの目標を念頭に置き、授業を進めるように心掛けています。数学の問題では、答は1つであっても、解法はいろいろとあります。問題を解く際には、文章題だけでなく計算問題であっても、どのように考えて解いたのかが分かるように、途中の式をしっかりと書くように指導しています。数学の学習を通して、筋道を立て、1つ1つ段階を追ってきちんと説明できる力を身につけておけば、将来社会に出た時、自らの考えを他の人達に、論理的に伝えることができると信じています。

また、数学の表記方法に関して、現地校で学ぶものと日本の学校で学ぶものとで異なる場合には、その違いをしっかりと認識し、日本語の表記をきちんとできるよう指導しています。現地校で学ぶ方式で表記しても、数量や図形に関する概念や原理・法則の理解ができればよいと思われる方も多いと思います。実際のところ、生徒達にとっても、現地校で学んでいるのとは異なる表記方法を用いるのは面倒なことです。しかし、多くの言語を乱雑に混ぜ合わすことなく、状況に応じてそれぞれの言語をしっかりと使い分けできる人こそ『真の多言語使用者』といえます。英語・日本語それぞれの表記方法を知り、場合に応じて使い分けられるようになることが、あさひ学園で数学を学ぶことの大きな意義であると思います。このことは、やがて多くの言語の裏にある個々の言語を使用する人々の思考・文化を理解し、それらを尊重することに繋がっていくと思います。生徒の授業態度や家庭学習に問題がある場合、保護者にお電話をしたり、保護者を交えた教育相談をしたりして、ご家庭でのご協力をお願いします。これまで、保護者のいつも以上の声掛けや家庭学習の点検により、生徒の抱えていた問題が見事に解決されるのを何度も経験しました。保護者によるご家庭でのご協力とご支援があってこそ、あさひの教育は初めて大きな実を結ぶことができることを痛感しています。

生徒達には、あさひ学園に通い日本語を学ぶ機会を与えられていることに感謝し、あさひでは学習のみならず、いろいろなことを積極的に学んで欲しいと思っています。また、言葉は使わないと錆びてしまいます。あさひの中では勿論のこと、あさひ以外の場所でも、日本語の本を読んだり、テレビ・ビデオを見たり、日本語を話す機会をたくさん作り、日本語に親しみ、日本語力を培って欲しいと思います。多言語を習得することは、一人一人の宝物になり、自分の未来の道を大きく広げてくれることと確信しています。

特技は何もありませんが、いろいろなことに興味があります。読書・音楽鑑賞・スポーツ観戦・観劇・散歩・サイクリング等々、趣味は比較的多い方だと思います。最近は、コンピューターに凝っており、教材のプリント作りは、趣味と実益を兼ね結構楽しんでいます。

 
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