学園生活
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先生の紹介 小泉ひとみ
トーランス校 小2−1 小泉ひとみ

「先生、おはよう!」「先生おそいよ!」……教室の前で待っている子どもたちの笑顔に迎えられながら、あさひ学園の一日が始まります。

あさひ学園では、1年間の非常勤務を経た後、常勤として小学2年の担任になり今年で3年目になります。担当授業は国語2時間、算数2時間、学習教室1時間の、計5時間です。重点を置いている国語の授業では教科書の内容読解と新出漢字、そして漢字テストを行っています。新出漢字では読み方、書き順、それに加えて子どもたちに言葉作りを指導しています。これによって、子どもたちは読み方が同じでも意味の違う漢字があることや、その意味は、「へん」や「つくり」から理解できるということを覚えていきます。時には思いもつかないような言葉を作る場合もありますが、これも子どもたちの想像力の賜物でしょう。

漢字テストでは、ただ単に漢字を覚えるというのではなく、集中力と頑張る力が高められるように努めています。テスト用紙に記名し終わったら手はひざの上、「始め!」の合図で一斉にテストが始まります。テスト中一切私語はありません。必要な時は黙って手を上げます。分からなくても最後まで諦めず、何度も消しては書き直している子どもたち、時間にすると10分程ですが「終わり」の合図まで一言も話さず取り組んでいます。

私語が多く、少し落ち着きのない子どもでも、漢字テスト中の約10分間はとても静かに集中することができるようになっています。これは、4月からの積み重ねがこのような結果となって現れていると思います。習慣づけて繰り返し行っていくことが如何に大切かということ、また不可能と思っていたことが十分可能になっていくということを、私も目の当たりにし、子どもたちも実感していると思います。子どもには無限の可能性があります。能力もあります。それをどう引き出し、伸ばしていくか、それが私の役目だと思っています。

あさひ学園には我が子が通う補習校として、10年程前からお世話になり、父母の会の役員も経験させていただきました。アメリカにいながら、日本の教育を受けられるすばらしさ、また現地校との両立の大変さも我が子を通して実感しています。子どもたちがどんな気持ちであさひ学園へ毎週登校してくるのか、重いバックパックを背負い歩いている姿を見るたび、こんなに頑張っている子どもたちのために、私も何か力になりたい、そんな思いで教師になりました。

大学時代は「マリオネット(糸操り人形)研究会」に所属しており、学生たちの自作自演で公演を行っていました。その時出会った子どもたちの笑顔が忘れられなく、演劇方面へ進もうかと考えた時期もありました。今こうして教師をしていますが、その時行った発声練習のおかげで大きな声ではっきりと話すことができ、とても役立っています。読み聞かせの時にも、十分に成果を発揮しています。

一週間に一日だけのあさひ学園。そこで出会う子どもとの一瞬、一瞬を大切にし、今この子どもにとって何が大切か、何が必要かを常に考えながら、これからもあさひ学園の教師でありたいと思っています。

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