| お知らせ |
| 理事会・事務局から |
| 【あさひ学園 理事長 加賀崎 雅子 からの挨拶】 |
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2007年度の理事長を拝命することとなり、私は改めて、教育とは何か、そして、その教育によって私たちは未来を担う子供たちに何を伝えなければならないのか、ということを考えさせていただくきっかけとなりました。
そして、これが私なりに出した結論です。
一人一人、みずからが、かけがえのない存在であることを知ってもらい、地球人の一員として、使命感と連帯感を持ってより良い社会を築くことに貢献する人間になろうとする姿勢と意欲を養う−それを伝えることさえできれば、私たちは彼らに安心して次の時代を任せることができる、いえ、私たちの時代より、もっといい時代を築いて貰うことができるのではないかとの考えに至りました。 自殺やいじめ。過当な競争。学校が居心地のいいセーフティーブランケットだった時代は遠く過ぎ去り、残念ながら、子供たちを取り巻く環境はますます、厳しくなってきているように見えます。一人一人が、かけがえのない存在である−そんな教育の基本的なことがなぜ伝わらなくなってしまったのか、これは私たち大人の責任です。拝金主義が蔓延する社会で私たち大人が、狭い価値観にとらわれている限り、子供たちの教育環境はけっして改善されないように思います。たとえば、子供たちに知性を磨けという時、私たち自身が、きちんと知的価値を重んじる姿勢をもっているか、それがなければ子供も学ぶ姿勢を作れないでしょう。たとえば、未だに学校ブランドに惑わされるような大人もまた少なくありません。こんな中では、創造性に富む思考力や正しい判断、広い視野でものをとらえる力を養うことなどは期待はむずかしいのは当たり前な気がします。
地球人の一員として使命感と連帯感を持つ−人や社会と積極的にかかわる力をなくしてしまった若者がたくさんいます。責任感と謙虚な心を持つリーダーを育てなければならない時代に、なぜこうなってしまったのか。私たちの世代が、あまりに成果主義に走った結果かもしれません。成果のみにとらわれず骨惜しみをしないで働く姿勢を積極的に評価するような、そんな教育が必要な気が致します。そこに、子供たち、だれもが生まれながらに持ってきたはずのみずみずしい感性を、人や社会と共感できる人間性が育つと考えるからです。
あさひ学園は、日本にある全日制の学校とは違い、日本を離れた子供たちが通う週に1度の補習校です。週に一度きりの学校で、あまりに高い理想を掲げてもむずかしいのかもしれません。しかし理想がなければ、それに近づくこともできないでしょう。
限られた学園生活ではありますが、あさひ学園に通うすべての子供たちが、自らの手で未来を切り拓いていく時にきっと役立つ、そんな自信と姿勢を身につけてここから旅立っていく手伝いが少しでもできれば、理事長としてこれ以上、幸せなことはないだろうと考える昨今です。
最後になりましたが、あさひ学園は1969年の設立以来、日本政府およびJBA南カリフォルニア日系企業協会から変わらぬ支援を受け、現在に至っております。ここに感謝の意を表したいと思います。
あさひ学園 理事長 加賀崎 雅子
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| 【事務局からのお知らせ】 |
[日本語クレジットテストについて]
| 内容: |
現地の高校において外国語の単位として日本語を認めるもの。全ての学校が同じ扱いではなく、現地の高校(公立校 は教育委員会)が独自に決める。 |
| 対象: |
あさひ学園の履修証明書だけで認める学校もあれば、加州日本語学園協会が行う日本語クレジットテストの結果で認める学校もある。また、現地の高校が日本語コースを持つ場合、自校のコース選択だけが単位となることもある。取り扱いは現地の高校のカウンセラーに直接確認することが必要。 |
| 申請手続き: |
履修証明書だけのケースは、直接事務局に申し込む。
日本語学園協会の日本語クレジットテストは1月中旬までに事務局に申し込み、4月にテスト(口頭発表と筆記テスト)が実施される。テストはJ1からJ4まであり、毎年1レベルずつ受けることが必要となる。受験資格はあさひの中2,3年生及び高等部生徒で、現地の高校の9年生以上在籍者。 |
[AP日本語テストについて]
| 内容: |
2006年9月より始まり、米国の大学がAP日本語テストの結果によって、日本語の単位を認めるもの(現地の高校によってはAP日本語コースを持っている学校もあり、その場合は高校の単位も認められる)。日本語を単位として認める大学は殆どがAPでの単位を認めている(私立大学よりも、UCやCal State Univ. のような公立大学が、多くの単位を認める傾向)。なお、多くの大学は、大学入学後、AP日本語テストの結果に加え大学独自の日本語テストを実施、どのレベルのクラスにするかを再度確認する。 |
| 対象: |
毎年5月に行われるPCベースのAP日本語テストの結果により、決定される。今年はインターネットベースのテストであったため問題が多かったが、カレッジボードは10月に、来年のAP日本語テストはCDベースのテストでの実施を決定。受験資格は現地の高校の9年生以上の在籍者。 |
| 申請手続き: |
現地の高校のAPコーデイネターに早めにコンタクトし、毎年5月に実施予定のAP日本語テストを受験できる学校を決めてもらうことが重要。 |
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[オレンジ校における高等部併設と高等部2学期制への移行について]
多くの皆様方からご要望がありましたオレンジ校における高等部併設が決まりました。 これは、昨年度から米国の大学進学に際し、AP日本語テストの結果により大学での日本語単位取得が可能になるなど、日本の大学への帰国子女枠入試希望者だけでなく、米国大学への進学希望者にとっても、あさひ学園の高等部で、日本語の勉強を続ける意味が高まっている背景があげられます。この結果、あさひ学園では、来年度からサンタモニカ校とオレンジ校の2校に高等部が併設されることになりました。
また、高等部に通う生徒の現地校での活動との両立を極力図っていただくように、来年度から、高等部は従来の3学期制から2学期制へ移行することも決まりました。これにより、学期単位制を取っている高等部での出席率が改善し、かつ国語や論文等の科目では日米の大学受験を意識した授業内容の充実化にも役立つものと期待しています。 |
あさひ学園 専務理事 村方 清
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