| お知らせ |
| あさひ学園便り
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| 【第270号 2007年9月29日】 |
笑顔いっぱいの大運動会に向けて |
| あさひ学園校長 秋山 浩一 |
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来週10月6日(サンタモニカ校と高等部は7日)は,あさひ学園の一大行事であり,子どもたちが最も楽しみにしている運動会が行われます。裏面の運動会についての案内事項を確認していただくために,「広報あさひ10月号」を1週早めて発行いたしました。当日は,会場入り口に「大運動会」と書かれた大きな看板が掲げられます。万国旗こそありませんが,紅白に飾られた入退場門や,緑の芝生に白く描かれたトラックは,日本の運動会と同じです。来週の運動会に向けて,子どもたちは少ない時間を有効に活用しながら,準備や練習にあたってきました。また,運動会を支えるために,父母の会の皆様にも,様々な形で御協力をいただいておりますことに,厚く御礼申し上げます。
さて,学校行事での最大のイベントの一つである運動会ですが,日本の学校での運動会の歴史は,明治7(1874)年海軍兵学校で,イギリス人教官の指導のもと,「競闘遊技会」が開かれたのが始まりだと言われています。そして,運動会も時代の流れとともに,様々な開催形式にその姿を変えてきています。
日本の多くの学校で行われている運動会は,当日までに何回も学級や学年で練習があり,さらに全体で予行練習を行うという万全の体制をとっています。当日は,白線が何本も引かれ,明確に区画された会場で,大勢の人たちに見守られながら,子どもたちによる入場行進,整列後の開会式,ラジオ体操,そして,徒競走,リレー,綱引き,ダンス等の演技が繰り広げられます。日本の学校と比べると,あさひ学園では練習や準備に充てる時間はほとんどありません。まさに,「ぶっつけ本番」とも言える状態で運動会を迎えることになります。しかし,毎年の運動会は,子どもたちの思い出に残る素晴らしい運動会となっています。これは,中学生や一部の学校では高校生も含めた高学年の生徒たちの積極的な係活動が行われることはもちろんですが,参加したすべて子どもたち一人ひとりの潜在的な能力の高さがあればこそではないかと思っています。
さて,子どもたちの中には,さまざまなタイプの子どもがいます。運動に関しても,得意な子がいたり,苦手な子がいたりします。運動の得意な子にとっては,運動会は年に一度の楽しみの場,活躍の場ですが,運動の苦手な子にとっては,苦痛な場となっているかもしれません。中には,スポーツをすることや体を動かすことは好きだが運動会は嫌いという子どももいます。これは,運動会の特色として全員参加の徒競走があり,徒競走では順位付けが行われるとともに,大勢の観客に見られるということが嫌いな理由の一つなのかもしれません。近頃では,徒競走など順位を付ける競技は,教育の場にふさわしくないとの意見を述べる人も一部にいるようです。しかし,走ることが速いということはその人の個性や特技であり,そのことについては大いに認め,賞賛することが大切だと考えます。人にはそれぞれ個性や特技があります。「私は絵を描くのが上手」「僕は楽器の演奏が得意」「漢字の書き取りなら誰にも負けない」「算数の計算には自信がある」…という具合にです。
学校には子どもたちの活躍の場がたくさんあります。運動会は,子どもたち一人ひとりが持っている運動の能力を思いっきり発揮する場です。仮に,走るのが遅くても,最後までゴールを目指し,精一杯がんばり努力し続けることが大切なのです。その精一杯がんばり努力する姿は,見る人に感動を与えてくれるのです。その精一杯がんばり努力する姿勢は,子どもたちに強靱な精神力を養ってくれることでしょう。
来週の本校の運動会はいかがでしょうか。保護者の皆様には,ぜひご来場いただき,子どもたちのがんばる姿に声援を送っていただきたいと思います。本校では,これからも,日本的な運動会を続けていきたいと考えております。

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