| お知らせ |
| あさひ学園便り
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| 【第269号 2007年7月7日】 |
| 標準学力検査結果の活用について
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| あさひ学園校長 秋山 浩一 |
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 日本では,当該学年全員参加型では43年ぶりとなる,文部科学省全国学力・学習状況調査 (通称:全国学力テスト)が4月24日に実施されました。この全国学力テストは,小6と中3を対象に,国語と算数・数学の2教科を行い,児童・生徒の学力や学習状況を把握・分析することにより,教育の結果を検証し,改善を図ることを目的としています。調査の背景としては,学校教育の現状や課題について十分に把握する必要性があったこと,国際学力調査(PISA2003,TIMSS2003)の結果にみられる学力や学習意欲が低下の傾向にあること,義務教育の質を保証する仕組みの構築の要請等が挙げられます。
世間では,どこの都道府県の平均点が高いか等の「序列」に関心が持たれていますが,重要なのは,このテストの結果を活用して,各学校が全国的な状況との関係において,自らの教育の成果を把握し,よりよい教育の実現をめざして,改善を図ることだと考えます。また,個々の児童・生徒の結果をもとに,教師と保護者が情報を共有して,子どもたちの学習上の長所をさらに伸ばすとともに,弱点の克服に努めることではないでしょうか。
あさひ学園におきましても,5月12日に,小2から中3までを対象に,標準学力検査を実施しました。この検査は,児童・生徒一人ひとりの学習状況を客観的に把握し,学級担任はもとより,保護者及び児童・生徒に学習の理解の状況をお知らせすることによって,学校及び家庭での学習指導に役立てることを目的としています。本校で行っている標準学力検査は,日本でも広く実施されているCRT(Criterion Referenced Test)標準学力検査で,国語と算数・数学の2教科について,学習指導要領が定める各教科の観点別の評価基準に準拠した評価結果を得ることができるものです。個々のお子様の学習到達度がコメント付きで観点別に示され(小学部は3段階評定,中学部は5段階評定)ますので,学習目標を把握することができるとともに,今後の学習指導の際の指針とすることができます。また,本校全体としての全国水準に対する位置を知ることができるので,今後,帰国し日本の学校に編入学されるお子様には,大変役に立つ情報となります。昨年度の結果では,国語については,各学年ともに日本の全国平均をわずかに下回っていましたが,中学部数学については日本の全国平均を上回る好成績でした。私は,英語環境の中にある週1日の補習授業校としては,大変良く健闘した結果であり,「第2の担任」といわれる保護者の皆様の,家庭でのご指導の賜と敬意を表したいと思います。
さて,5月に実施しました標準学力検査の結果が本日返却されます。学校におきましては,検査結果をもとにお子様の学習状況をふまえた上で,指導方法の工夫改善に努めていきたいと考えております。保護者の皆様におかれましても,個人結果表を受け取られましたら,各観点別の評価及びコメントを今後の家庭学習の中で活用くださいますようお願いします。また,夏季休業中の家庭学習の取り組み方について,ご質問がありましたら,ご遠慮なく学級担任までお問い合わせください。
夏季休業期間は,1学期の復習や2学期の予習に取り組むことのできる貴重な時間です。また,様々な体験活動を通して,子どもたちは一回りも二回りも大きく成長する時期です。有意義な夏休みを過ごし,9月8日の2学期始業式には,園児・児童・生徒たち全員が元気に登校できますようお願いします。
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