新たな始まり
私は,この度,文部科学省より校長として派遣され,ロサンゼルス補習授業校あさひ学園に勤務することになりました池田 幸一と申します。北海道札幌市の出身です。1997年,シンシナティ日本語補習校に派遣され校長として3年間勤務いたしました。昨年,市内の小学校校長を最後に定年退職し,今年,ご縁を得てあさひ学園に参りました。 子どもが「学びたくなる学校」,親が「行かせたくなる学校」となるように,保護者の皆様方と共に力を合わせて,あさひ学園の教育を進めていきたいと考えております。これまでの経験をもとに,学園の優れた教育成果を生かし,微力ではありますが誠心誠意努力して参ります。皆様方が学園にお寄せくださいました温かいご支援ご協力を,これまで同様賜りますようお願い申し上げます。 新学期が始まりました。先週,5日の始業式の日には,子どもたちの明るい元気な声が響き,学校が生き返ったように感じました。 本日,12日,来賓,保護者の皆様のご臨席のもと平成20年度の入園式,入学式を挙行することができました。幼稚部77名,小学部180名,中学部132名,高等部19名がそれぞれ入園,入学しました。保護者の皆様,お子さんのご入園,ご入学誠におめでとうございます。職員一同,心よりお喜び申し上げます。 今年度は,オレンジ校で学ぶ子どもは645名,トーランス校399名,サンゲーブル校221名,サンタモニカ校218名です。総数1483名の子どもが,あさひ学園での学びをスタートさせました。これから始まる新しい学校生活に喜びと期待を胸いっぱいにふくらませて登園・登校した子どもたち,進級の喜びや希望に胸をときめかせている子どもたちに,職員一同,温かい眼差しを注ぎ,心の通いあう指導を進めて参ります。 子ども一人一人が,自分の中に秘めている限りない可能性を十分に発揮して,知性と徳性を高め,心身共にたくましく豊かな人間に成長することは,保護者の皆様,私ども教育に携わるものの共通の願いであります。 そのためには,よりよい教育環境を作ることが大切になります。「環境が教育する」という言葉どおり,子ども一人一人に合った適切な環境が,子どもの成長に大きな影響を与えることはよく知られているところです。人は,人に影響を与えるとても大きな環境のひとつです。私たちは,教育効果を上げるために最良の環境でありたいと願い努力をしていきたいと思います。 教育の効果をあげるためには,家庭と学校が連携を密にして協力し信頼関係を築いていくことが大変重要です。補習校の学習は,家庭での学習が土台になっていることは,保護者の皆様がご存じの通りです。新学期の始めに当たり,お子さんをあさひ学園に通わせる目的を十分に考え,また,お子さんと学ぶ意義を話し合い,心を打ち込んで勉学に励むことができるように応援していただきたいと思います。 学校がすべきこと家庭がすべきことを考え,保護者の皆様と手を携え共に協力して子どものよりよい成長を目指して行きたいと考えます。今年度も,本学園の教育活動にご理解とご協力をお願い申し上げます。