| お知らせ |
| あさひ学園便り
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| 【第274号 2008年1月5日】 |
新年明けましておめでとうございます |
| あさひ学園校長 秋山 浩一 |
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年末のクリスマスからお正月にかけまして,皆様方にはご家庭でとても楽しいひとときを過ごされたことと思います。昨年,日本では,60年ぶりの教育基本法の改正を受けて,様々な教育改革論議が展開されました。学習指導要領の改訂に向けての作業も大詰めを迎えているようです。あさひ学園は,学習指導要領に基づいた教育を行っていますので,私たちは,この教育改革の動向を注視しつつ対応をしていかなければなりません。私たちは「国際社会に生きる日本人としてのアイデンティティを培い,知性と徳性を備え,心身ともに健康で調和のとれた,人間性豊かな子どもの育成を図る」という教育目標の達成に向けて,全力でお子様の教育にあたる覚悟でございます。本年も,どうぞよろしくお願いいたします。
さて,新しい年のはじめを新たな決意を抱いて迎えることは,どこの国の人にとっても同じだと思います。とくに,元日(1月1日)は,1年の出発の日という意味においては,重要な日ではないでしょうか。あさひ学園に学ぶみなさんは,どのような新年の誓い(目標)を立てましたか。その誓い(目標)を胸に秘めておくのもいいですが,「有言実行」という言葉もあります。言葉で表現することを通して自分自身を奮い立たせ,自分の誓い(目標)の達成に向けて励んでほしいと願っています。
日本では,一般に元日から3日間を「三が日」と呼んでお祝いしています。また,古くから民間において新年の行事として習慣化しているものに,「鏡餅(かがみもち)」「門松(かどまつ)」「書き初め」「初荷(はつに)」などがあります。その中の一つである「鏡餅」について由来を紹介しましょう。
あさひ学園の幼稚部では,12月に「餅つき」を行っています。日本でも,年末に餅つきを行い,そのお餅で鏡餅をつくります。正月に鏡餅を供えることは,古くから宮中で行われていた行事に起因するといわれています。鏡を模してつくった方円の鏡餅を,種々の縁起物と一緒に床の間に飾る風習が,江戸時代には一般的になったようです。そして,正月の間,供えておいた鏡餅を,1月11日(一部地域では20日や4日)に小さく割り,お汁粉やお雑煮にして家族みんなで食べるという「鏡開き(かがみびらき)」も広く行われています。これは,江戸時代に武家を中心に家族の関係を一層強固にするための一つの行事としてなされたものが,町家や農家にも広がり,家族の円満を願う意味もこめられてのことのようです。また,この鏡開きによって正月に一区切りつけることで,年初の仕事を始めたそうです。武家では,具足(ぐそく)などを納めていた櫃(ひつ)を入れていた蔵を開き,農家では,田打ちという作業をして1年の出発としたそうです。現在は,仕事始めの日としては,1月4日あたりが多いようですが,鏡開きの行事の中に,仕事を始める日の意義も織り込んでいたようです。
日本の伝統行事の多くは,日本人の生活の中で生まれ,永年にわたって多くの人々に引き継がれてきたものです。それぞれの行事には意味があります。あさひ学園では,補習授業校という時間的な制約はありますが,機会をとらえて日本の伝統行事も紹介していきたいと思っています。
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